出版案内

平成28年3月1日 ルネッサンス・アイから「片頭痛のセルフケア」を出版致しました。

 「片頭痛のセルフケア」出版にあたって」のご挨拶と出版の目的

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 平成25年11月に 文芸社から「片頭痛治療の考え方・進め方」を出版致しました。


書籍「片頭痛治療の考え方・進め方」の出版にあたって

 この書籍で訴えかけたいことは、果たして「頭痛と体の歪み(ストレートネック)」がエビデンスがないかどうかという一点だけです。
 先日来、この点に関して、この論点をブログに掲載し、皆さんのご意見・コメントを求めましたが、どなたからもコメントを頂けませんでした。ということは、やはりエビデンスなしということと判断せざるを得ませんでした。

 これまで読者からご指摘されましたように、片頭痛がこれで全て解決するとは毛頭考えておりません。決して誤解なさらないで下さい。あくまでも端緒(糸口)にすぎません。
 慢性頭痛の発症要因として「頭痛と体の歪み(ストレートネック)」が関係あるのではないかという論点です。さらに、片頭痛との関与を推論したもので、「頭痛と体の歪み(ストレートネック)」のエビデンスの確立は急務と考えております。
 これまで、片頭痛を改善させるためには、発作時のトリプタン製剤の服用とは別に、「セルフケア」の重要性が指摘されてきました。私の論点では、このセルフケアの項目の中での「マグネシウム補充」「ビタミンB2の補充」「水分摂取」が欠けており、すべてが網羅されていない点が問題となっていました。
 ところが、最近、分子化学療法研究所の後藤 日出夫先生は、「お医者さんにも読ませたい片頭痛の治し方」(健康ジャーナル社)の中で「ミトコンドリアの活性低下」から片頭痛を論じておられ、ここから「マグネシウム補充」「ビタミンB2の補充」「水分摂取」の3項目が全て満たされることになりました。
 これまで、獨協医科大学神経内科教授の平田幸一先生は、セルフケアを完璧に遵守する限りは、9割の方々が改善されると述べておられます。私の考えでは、改善できない方々は「睡眠時間を思うようにとれない」職種の方々だけと推測しています。
 従来、日本頭痛学会の理事長の坂井文彦先生が、片頭痛は”自分で工夫して”治すものと説かれ、さらに規則正しい”生活習慣”の重要性が強調されてきました。しかし、具体的にどのような点に注意しなくてはならないのかが、明確にされていませんでした。

 今回の出版を決意したのが、本年3月でした。出版依頼を終えた時点で、分子化学療法研究所・後藤 日出夫先生の、「お医者さんにも読ませたい片頭痛の治し方」(健康ジャーナル社)を知りました。これを拝読させて頂いた時に、私の論点を遙かに凌駕しており、とても太刀打ちができるようなものではなかったと判断せざるを得ませんでした。その後の、校正作業の段階で、幾度か、出版中止を考えました。しかし、後藤先生は化学者の立場から片頭痛を論じたものであり、私は、頭痛専門医でなく一般開業医の立場から、慢性頭痛のなかの片頭痛を、体の歪み(ストレートネック)とセロトニンの関与の観点から述べたものであり、視点が全く異なっていることから、敢えてそのまま出版に踏み切りました。
 視点が異なっていながら、「セロトニン」という共通項が存在したからです。

 このようなことから、私の片頭痛治療に対する考え方は、まさしく完璧な論点になってはおりません。後藤先生の考え方と総合して片頭痛を考えるなら、従来の「セルフケア」の項目がすべて理論的に網羅されることになります。

 こういった観点から、「頭痛と体の歪み(ストレートネック)」のエビデンスの有無を確認することが、今後の「慢性頭痛、とくに片頭痛・緊張型頭痛」の発生要因の探索に必要不可欠と考えます。
 第38回日本頭痛学会総会での東京脳神経センターの松井孝嘉先生の発表の二の舞は踏みたくなく、敢えて、幅広く世間に訴えるのが目的です。とくに、今後「頭痛研究」を志される方々に知って頂くことが目的とするところです。そして、カイロプラクター・整体師・鍼灸師の先生方のうち片頭痛診療に携わっておられる方々、さらに自ら片頭痛を克服された方々に問うのが目的です。
 くしくも、本年度の学会の開催日に発売になるのも、何らかの因縁かと感じております。

今回出版の案内  

  「片頭痛治療の考え方・進め方」

 参考までに 分子化学療法研究所・後藤 日出夫先生の出版物として

  「お医者さんにも読ませたい片頭痛の治し方」

  「 女の子のクスリ」

 以上を併読して頂くことをお願いする次第です。


 これらにより、片頭痛を改善させるのは患者さん自身であり、トリプタン製剤をいかに発作の都度服用されようとも片頭痛は治せないことが理解されるはずです。

 なお、「頭痛とストレートネック」の参考資料の部分は、白黒の印刷のため分かりにくく、原本をご覧下さい。ホームページの箇所に掲載しております。